一昨日、朝日新聞が取り上げた昨年の福島原発事故1週間後に、まだ日本が右往左往している時に、アメリカが測定した「放射能の汚染地域地図」を日本は受け取りながら、公表もせず、活用すらもしなかった問題。
本日のテレビなどでも、ひとつのニュースとしか扱っていないことが不思議でならない。
日本人は「生命」の危機を感じることすらできない感性しか持っていないのか?
また、文科省や原子力保安院のコメントも、責任のなすり付け合いでしかない。
私は、これほど「怒り」を持って糾弾しなければならない問題はないと思っている。
主権者たる国民の「生命」を守ろうという意識が、政府や官僚には全くないという事実である。
これほど国民を愚弄し、馬鹿にしていることはない。
アメリカが実測して送ってくれた「汚染地図」を活用していれば、汚染地域への避難もしなくてよかったはずである。
そして、何よりももっと早く「避難誘導」も実施されていたはずである。
それによって、受けなくてもいい「放射能」をより多く受けた避難者も沢山いらっしゃるだろうことは予想できる。
これほど国民を「生命」の危機に晒しながら、謝罪の言葉の一つもなく、責任をなすりつけ合うことに終始する「国家組織」など公務員とは言えない。
むしろ国を危うくする組織である。
今回のことがもし、他国からの侵略情報だったならば、どうなっていたか?
私はこれと等しい重大問題だと思う。
一旦事故が起これば、「原発」「放射能」=「原子爆弾」であることを認識すればそれは理解できよう。
これは今政府や国会で議論されているどんな問題よりも最優先して解明し、糾弾すべき問題である。
私は昨日、その事を下記のような内容で、全党宛に意見送付しました。
もし、この意見が握りつぶされるなら、この国はもう終わっている。
各党からの返事の内容と有無についても逐次ご報告しますが、みなさんも積極的に意見送付やtwitterなどでの糾弾をお願いしたい。
今の我々には、そういう方法でしか国を動かすことは出来ない。
そして、この結果を次期選挙で活かすべきなのです。
各政党への送付意見(民主党に送った分をそのまま各党へも送りました)
「アメリカからの「放射能汚染地図」放棄問題について」
今朝朝日新聞が発表した、昨年の「原発事故」後にアメリカが日本に対して送ってくれた「放射能汚染地図」がうやむやにされ使われも公表もされなかった事に対する事実救命は進んでいるのでしょうか?
これは他のどんなことよりも最重要な問題であることを既に認識されていると思います。
被災者の皆さんが、何よりも早くそれを知り、安全な方向に避難するべく指針となる大事なものを、伝えもせず、放置したなら、これ以上国民を“愚弄”する事はない筈です。
政権党たる貴党は、どこよりも早くこの事実解明をし、公表する責任がある。
私は、同じ内容を全政党に送ります。
そして、その対応状況はtitterやブログにて公表します。
貴党の責任ある対応をお待ちしています。
以上
私はこの問題の解決を見ずして、現「原発」の再稼働は有り得ないとも思っています。
これ以上自国民を恐怖に陥れるものを稼働させてはならない。
そして、これを解決しない政府や国会なら、今すぐ解散して国民に問うべきである。
各マスコミや報道機関もこぞってこれを流し追求することを願いたい。
私は未だに、恐怖と怒りがおさまらないでいます。
どうか一人でも多くの方に、この意識を共有してもらいたいと切に願っています。